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柏季せんり

ささやくように恋を唄うをレビューするよ!~せんりの商品レビュー~


こんばんは!柏季せんりです(*^_^*)

今回は自分のオススメの漫画を紹介します。

Amazonのレビューは何度かやってるけど、サークルのブログでは初めてです。

https://www.ichijinsha.co.jp/yurihime/title/%E7%AB%B9%E5%B6%8B%E3%81%88%E3%81%8F/%E3%81%95%E3%81%95%E3%82%84%E3%81%8F%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E6%81%8B%E3%82%92%E5%94%84%E3%81%86/

「ささやくように恋を唄う」

著者:竹嶋えく

一迅社コミック百合姫で連載されています。

いわゆる「百合」系の作品です。

ヒロインをあえて先輩と後輩という表現で書かせていただきます。

○キャラクターが可愛い

⇒多くの人が求める要素だと思います。特に恋愛ものに関しては。活字本の場合は文字を読んで、キャラクターや情景を思い浮かべると思いますが、漫画の場合はその情報が同時に入ってくるので、可愛いセリフは可愛いキャラクターが言うのが、見ていて違和感がないです。 (※あくまで個人の意見です)

自分と同じ考えの人、その中でも特に短めのヘアースタイルのキャラクターが好きな人には、たまらないと思います。

サッパリ系に見えて可愛い物好きな先輩と、背が小さくてワンコみたいに距離を縮めてくる笑顔の可愛い後輩のラブストーリーです。

○ストーリー性は控えめ。初めから可愛くて微笑ましい

⇒お互いがすれ違いの一目惚れから物語が始まります。この関係を、イチャイチャ未満微笑ましさ以上、という表現を自分はしています。それがこの作品のいいところというか、本当に自然な学校生活を描いているので、出だしからイチャイチャしてると薄っぺらくなると思うんですよ。イチャイチャの後に微笑ましさを書いたのかというと、現実離れしていないストーリーの中で、うまく非日常感を演出しているんです。イチャイチャしていないことが問題なのではなく、微笑ましさよりは上をいっていることが重要と考えます。女性同士というのも意味があると思いますね。

○スッキリとした絵柄。照れて恥ずかしがる先輩と、屈託のない笑顔の後輩が( ・∀・)イイ!!

⇒起承転結はしっかりあるのですが起伏の少ないストーリーなので、濃い絵柄だと成り立たなくなると思います。

スッキリとした絵柄にすると、キャラクターの繊細な感情が映えるんです。

見ていて疲れないというか、サラッと読めるのに心に深く残るし印象的だったシーンのキャラクターの表情を鮮明に覚えている。意外とこういう作品って少ない気がします。

○決して間延びしないストーリー

⇒まだ1巻だけですが、日常系の恋愛ものでありがちなのが、話が間延びしてしまうことです。掘り下げるならとことん掘り下げないと、只々月日が過ぎていく展開になりかねません。

この作品は先輩の「声」と後輩の「笑顔」が重要な要素なのですが、常にこの2点を軸に物語を展開させているので、歌っているときの「声」、二人っきりの教室で会話しているときの「声」。告白するときの「笑顔」、普通に会話をしているときの「笑顔」、美味しい食べ物を食べているときの「笑顔」。色々なシチュエーションがあって、それで自然と物語が掘り下げられていく感じです。

そして1巻の後半で、二人でデートに行くことになります。ここで今までの「要素」の答え合わせができます。

読み手としては実に丁度いいタイミングだと思いました。

掘り下げる要素を絞っているので、濃すぎず薄すぎずの物語になっているのだと思いますね。

今回は良いことしか書きませんでしたが、それくらいオススメできる作品です。

百合系の漫画に抵抗のない方は、是非一度は読んでみてほしいと思います!

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